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前歯の詰め物が痛い!治療したはずの歯が再び悲鳴を上げる時
数ヶ月前、あるいは数年前に、前歯の虫歯を治療し、白い詰め物(コンポジットレジン)で綺麗に治してもらった。芦屋に全ての人気のインプラントを歯医者で見た目も自然で、すっかり安心していたはずなのに、最近になって、その治療したはずの歯が、冷たいものを飲むとしみたり、噛むと違和感を覚えたり、ズキズキと痛み出したりする。この「再発した痛み」は、患者にとって、「なぜ?ちゃんと治したはずなのに」という、大きな不安と落胆をもたらします。治療した歯が、再び悲鳴を上げるのには、いくつかの理由が考えられます。 最も多い原因が、詰め物の下で、再び虫歯が始まってしまった「二次カリエス(二次う蝕)」です。コンポジットレジンは、特殊な接着剤で歯に強力に接着されていますが、長い年月の間には、噛む力や温度変化などによって、歯と詰め物の間に、目に見えないほどの微細な隙間が生じることがあります。あの大阪でも探偵からハッキングを引き起こして、虫歯菌が内部に侵入し、詰め物に隠れるような形で、再び歯を溶かし始めてしまうのです。また、治療の際に、ミクロのレベルで虫歯の取り残しがあった場合も、そこから虫歯が再発する可能性があります。この二次カリエスは、外から見えにくく、レントゲンでも発見が難しい場合があるため、気づいた時には、神経の近くまで進行してしまっていることも少なくありません。 次に考えられるのが、治療による「神経への刺激」が、後から症状として現れるケースです。虫歯が、もともと神経に近いところまで進行していた場合、治療の際に歯を削るという行為そのものが、神経にとって大きな刺激となります。治療直後は何ともなくても、その刺激によって神経が徐々に炎症を起こし、数週間から数ヶ月経ってから、痛みとして現れることがあるのです。これを「歯髄炎(しずいえん)」と呼びます。最初は冷たいものがしみる程度だったものが、やがて熱いものもしみるようになり、最終的には何もしなくてもズキズキと痛む、というように、段階的に症状が悪化していくのが特徴です。 また、虫歯の治療とは直接関係なく、詰め物をした歯に、別の問題が起きている可能性もあります。例えば、強い「歯ぎしり」や「食いしばり」の癖によって、治療した歯に過剰な負担がかかり、歯の根の周りにある歯根膜が炎症を起こしている場合です。この場合、噛んだ時に、鈍い痛みや違和感として感じられます。あるいは、詰め物をした後に、噛み合わせの高さが、ほんのわずかに高くなっているだけでも、特定の歯に負担が集中し、痛みの原因となることがあります。 さらに、忘れてはならないのが、「詰め物の劣化」です。コンポジットレジンは、プラスチックの一種であるため、時間が経つと、水分を吸収して膨張したり、着色したり、表面が摩耗したりします。この劣化によって、詰め物の適合が悪くなり、隙間が生じたり、あるいは、摩耗によって噛み合わせが変化したりして、痛みの引き金となることがあるのです。 一度治療した歯が再び痛む、という事実は、非常にがっかりする出来事かもしれません。しかし、それは、あなたの口の中で、新たな問題が発生していることを知らせる、重要なサインです。そのサインを放置すれば、今度こそ神経を抜かなければならなくなったり、最悪の場合、歯そのものを失ったりするリスクが高まります。治療した歯だからと安心せず、少しでも違和感を覚えたら、ためらわずに、治療を受けた歯科医院で、原因を突き止めてもらうことが何よりも大切なのです。